2013/04/02

技術キャリアと仕事と友人

ある人がJavaとPHPの分かる開発者を探しているらしいと、友人から連絡をもらった。

詳しく話を聞かせてもらったところ、ベンチャー系の企業で業務拡大のため即戦力になりうる人材を求めていそうなことが分かった。場所はちょうど私の地元でとても良いお話だったのだが、JavaとPHPということと会社情報からweb系の仕事での即戦力を探しているということが予想できたため、残念ながら紹介をお願いするところまではいかなかった。

こういった時に、今まで自分の技術キャリアを真面目に考えてこなかったツケが来ているのだと感じる。JavaやPHP単体で、色々言われるけれどもやっぱり仕事の口はありそうだといった話ではなく、ソフトウェアやシステムの開発基盤が、少しずつwebに移り替わっていることに本気で取り組まなかったという意味で。

最初に勤めた会社で色々な事を教えてもらい、仕事もその範囲内だけで何とか回せていたから、積極的に変化を求めようとしていなかった。少しは新しい事にチャレンジもしたけれど、会社のやり方を大本から変えてしまうほどの物にはできなかった。

様々な技術がある中で、どれに焦点を当てていくのか?
ある程度は自分の趣向に合わせた形で、現在の技術トレンドが○○で、今後は××が大事になってきそうだ・・・といった先を見て考え、行動をしていくということを、こういったことがあるたびに痛感する。

ただ、変化が早く先の読みにくい中で、唯一の正解を探すことは、どんなに優秀な技術者でも完璧にやってのけるのは難しいことだと思う。そういった先読みに限界のある人間だからこそ、たとえば自分の信じることや好きなことを大事にして、自分の道を進むことも大切なことではないかとも思うし、そういったものだからずっと継続できる蓄積が、振り返った時に自分の技術キャリアになっているのかも知れないとも思う。

とはいっても、ご飯を食べなければいけない身としては、わがままばかりも言っていられなかったりするので、技術キャリアと仕事のバランスを考えながら進んでいければと思う。

わざわざ連絡をくれた友人に何か申し訳ない気持ちが残って、取り留めもないことを書いてはみたが、こんな連絡をもらえたことや、そういう人がいてくれることは、とてもうれしい事だと思った。

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